シューケア用品のアールアンドデー(東京)は今夏から新規事業として、企業向け研修サービス「靴磨きから学ぶビジネス研修・セミナー」の提供を本格的にスタートした。
過去にも靴磨きに特化した講習などの実績はあったが、今回、内容を再構築し、「社会人としての身だしなみとマナー」「革製品全般に関する商品知識」「SDGs視点の身近な実践」というカテゴリーに分類し、〝靴磨き〟という実技体験を通しながら様々な知識と気づきを得てもらえる新しい3種類の企業向け研修カリキュラムを開発した。
同社は「靴磨きを通じて日本人の品格と文化がより豊かになるための取り組みを行い、皮革製品の持つ持続可能な価値をお手入れの側面から高められることを広め、消費者の社会生活向上に貢献したい」と考えている。今回の企業向け研修事業は、そうした取り組みの一環。企画の根底に、モノを大切に使い続けるための技術や心構え、自分だけでなく周りの人たちにも与えるポジティブな効果といった思いを置き、より幅広い業界や職種の人々の普段の仕事や暮らしに役立つ実践的な内容にしている。