婦人服製造卸主力のエフリード(名古屋市)が販売するレディスカジュアル「リファインドワークス」は、スタイリングを軸にした売り場をイメージしやすい提案で売り上げを伸ばしている。展示会は年5回。23年春は「レトロビーチ」をテーマにカリフォルニアをイメージし、色あせたレトロなカラーリングでカジュアルスタイルを提案。最多となる110型超の商品を用意した。
「コロナ禍が終息に向かう希望と、春へと移ろう気持ち」をクリームイエロー、サーモンピンクなどの明るい色で表現した。スプリングコートやブリーチ加工したサックスブルーのナロースカートは取引先の反応も良い。イチ押しスタイルは、とろみのある生地を使ったフーディーブラウスに透かし編みのショート丈ベストを重ね、イエローのイージーパンツを合わせたもの。そこに光沢感のあるナイロンのトレンチコートを羽織ったトータルコーディネートで提案する。
サーフをイメージし、ピグメント加工で古着感を出したロゴプリントTシャツにジャカードニットのナロースカートを合わせたスタイルも打ち出す。
昨年リピートを重ね、トータル6000枚の受注があった〝モモンガカーディガン〟は、二の腕がカバーでき、さっと羽織れて冷房対策にもなる人気商品。白、黒の展開に今年はブラウン、カーキを追加し販売する。
トップ、ボトム本体4900~5900円。アウター9800~1万2800円。