リプレニティの新サービス「ミニスタ」 手持ち服でスタイリストがコーディネート提案

2024/03/15 06:25 更新


気温やスケジュールに合わせてスタイリストがコーディネートを組んでくれる

 「服はたくさんあるのに、着ていく服がない」という悩みに答えます――サステイナブルファッション事業を手掛けるリプレニティ(東京、小林恵梨子代表)は、新生活に向けた新しいファッションサービス「MINUTE STYLE」(ミニスタ)の提供を始めた。手持ちの服をアプリに登録すると、プロのスタイリストが登録した画像を使って、気温やスケジュールに合うコーディネートを提案してくれる。手持ちの服が活用できるほか、手持ちの服を生かす購入提案メニューも備えているため、無駄な買い物を減らすこともできる。

 アプリ内のクローゼットに登録した服や小物を使って、スタイリストがスマートフォンにコーディネート画像を届けてくれる。スタイリストは様々なジャンルの16人から検索や指名が可能。スタイリストへは、匿名性を保ちながら依頼ができる。マンネリ化しがちなコーディネートがプロのスタイリスト提案により、時短で新鮮なスタイルが実現できる。価格は1カ月4400円から。アプリのダウンロードと会員登録、クローゼットの利用は無料。

 リプレニティは、国際機関で国際開発にかかわっていた小林代表が、勤務地であったバングラデシュでの縫製工場の倒壊や度重なる火災事故を目にしたことをきっかけに創業した。同社では、「国内では年間約45万トンの衣類がごみとして焼却・埋め立て処分されている。買った服を最大限に活用することが私たち一人ひとりにできるアクションのひとつ」であることや、毎日の服選びを面倒と感じる人の課題に対し、「すべての人にスタイリングサービスを届け、人々の毎日をより豊かでエシカル(倫理的な)ものにする」ことを目指している。

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