サンリオ(東京)は、ペルフェティ・ファン・メレ(オランダ、イタリア)と日本におけるマスターライセンス契約を結んでいる食品ブランド「チュッパチャプス」「フリスク」「メントス」で、協業などの取り組みを進める。
チュッパチャプス、フリスクは好調に協業が進み、来年に向け「特にメントスの協業を広げる取り組みを強めたい」(石田陽介営業本部版権営業開発部ゼネラルマネージャー)とする。
メントスは清涼感、冷感などを感じる製品協業が中心だが、「エモーショナルなフレッシュ感、スポーツ系のスタイリッシュ感、女性との共感による協業を軸に、アパレル、ファッション雑貨に広げたい」考えだ。
メントスはロゴマークを基本にカレッジ調やパステル調、ビンテージ調などを女性や若い層に訴求できるグラフィックで商品化を進める。1932年からのアーカイブがあり、過去のパッケージや広告なども材料として提供できる。
チュッパチャプスは「かつてよりアパレル、雑貨などで広がり、大手量販専門店などでも継続的に販売している」。今年から来年にかけては、他の大型ブランドやアニメ、ゲームIP(知的財産)との協業が7~10件に拡大している。
フリスクは6月に「フルーツ・オブ・ザ・ルーム」との協業品が発売された。また、イトーヨーカ堂とセレクトショップが共同で展開する新しいライフスタイルブランドでTシャツなどが8月に発売される。