アーバンリサーチは、ファストファッション業態の「センスオブプレイス・バイ・アーバンリサーチ」を27日、キュープラザ原宿にオープンする。ウエアやファッション雑貨だけでなく、飲食店など併設し、生活雑貨も置くなど、既存店にない品揃えだ。2フロアで891平方㍍とこれまでで最大。海外ファストファッションがひしめく原宿に旗艦店を出し、集客とブランドの認知度向上の両立を目指す。
セレクトショップである同社がオリジナルを中心に幅広い客層を狙い、スタートした業態。トップ3000～4000円、アウター5000～8000円、ボトム4000～6000円など。原宿店にはアーティストとの協業商品のほか、パーティードレスの集積、その場で試せるコスメのコーナー、ビンテージのファッションなども置く。
レストラン、花屋なども併設する。アーバンリサーチ事業本部の河本貴一第二営業部長は、「オリジナル以外の仕入れ商品やカフェ、グリーンなども見せることで、価格以外の店の魅力も伝えたい」と話す。原宿店を合わせ現在26だが、4月にはさらに3店、今秋には6店を出す計画だ。
