パーツ組み合わせ、シカタの人気バッグ

2016/12/09 11:25 更新


 バッグメーカーのシカタ(京都)は、「ラ・バガジェリー」のパーツを付け替えて楽しむインスタントおむすびシリーズのヒットを受け、17年春夏物は組み合わせのバリエーションを増やす。「イザック」でも明るいカラーや柄を増やしたほか、ニーズの高いレイングッズでバッグカバーやレインウェアを販売する。

 ラ・バガジェリーの買ったその場でカスタマイズできるインスタントおむすびシリーズは、イベントやポップアップ店で人気となり、売り上げが2ケタ増となっている。パーツのカラーと柄を追加し、120通りだった組み合わせ数をさらに増やした。バッグ・イン・バッグは固定しやすく改良したほか、ボディーパーツに小さなものを追加。サイズでもバリエーションを増やした。

インスタントおむすびは組み合わせ数を増やした
インスタントおむすびは組み合わせ数を増やした

 

 今年30周年を迎えたイザックは「シンプルこそ美しい」をテーマにコンセプトを再設定。無地のイメージが強いブランドだが、Yをベースにした2種のモノグラムやドットなどの柄を積極的に取り入れた。植物染めの新素材タイプも出す。小180㌘(1万3500円)、大270㌘(1万5000円)の軽量のショルダーバッグで、藍やクチナシ、母の日ギフトに向けた別注のカーネーションを使ったものもある。

「イザック」のボタニカルダイシリーズ
「イザック」のボタニカルダイシリーズ


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