しまむらのAI(人工知能)モデル「瑠菜」が、埼玉県警サイバーセキュリティ広報大使に就任した。瑠菜と県警のSNSやポスター掲示で、ネット上の犯罪の啓発活動を行う。任期は1年間。
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県内の産官学による県コンピュータ・ネットワーク防犯連絡協議会に同社も参加しており、県警担当者を招いた社内研修などにも取り組んでいる関係で、県警サイバー対策課が依頼した。
同社はさいたま市内の本社で1月22日、同課の友則歩課長から委嘱状を受け取る瑠菜の画像を披露し、隣接する店舗で瑠菜の画像を載せた啓発チラシを客に配った。友則課長は「SNSに潜む身近な犯罪への関心を高めたい」と話した。
瑠菜はファッションモデルを目指す20歳の服飾専門学校生の設定。しまむらは昨年5月から、瑠菜のインスタグラムの個人アカウントを開設するなど、PRに活用している。