カナダ発のECプラットフォーム「ショッピファイ」は、世界で100万以上のオンラインストアで利用され、〝アマゾンキラー〟の異名で成長中だ。安価かつシンプルな操作性、アプリケーションで様々なサービスを付加できる拡張性への支持が高い。多言語・通貨対応で、簡単に越境EC対応できる点も特徴。日本では17年11月にショッピファイジャパンを設立、導入企業を増やしている。自ら日本法人の立ち上げを志願したカントリーマネージャーのワング・マーク氏に聞いた。
(中村維)
――日本の状況は。
日本での成長率は毎年2倍以上。導入企業数が2倍、導入企業の流通総額の伸びも2倍以上だ。アジア全体の成長率が60%である点から見ても、日本の成長は速い。強みは、企業規模に関係なく利用してもらえるシンプルなプラットフォームで、ECだけでなく店舗でのPOS(販売時点情報管理)機能も提供し、オムニチャネルに対応する。先日提携した楽天市場のようなモールへの接続も可能で、SNSと連動させ販促活動もできる。継続的に新機能も提供してきた。バックエンドを全て我々に任せることが出来る点も好評だ。実は日本は唯一国内に専任のサポートチームもある。
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