東京ソワール 19年春のブラックフォーマル

2018/10/03 06:26 更新


 レディスフォーマルの東京ソワールは、19年春のコレクションテーマを「ライク・ノー・アザー」(唯一無二)とした。19年1月に迎える創立50周年に向け、伝統や文化の継承、女性を美しく見せるフォーマルウェア作りの原点に立ち返るとともに、現代女性のライフスタイルに沿うフォーマルを提案する。

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 18年秋冬に発売した「アクアスキュータム」は、オーセンティックなスタイルをコンセプトに、ボタンをしっかりと留めて着るようなきちんとしたフォーマルスタイルを訴求する。今秋冬はアンサンブルで8万円台や9万円台を主力としていたが、19年春物は11万円台や14万円台など高価格帯も充実する。

正統派スタイルの「アクアスキュータム」

 エレガントでモードなフォーマルスタイルを提案する「ランバンノワール」は、アウトポケットなどスポーツのテイストを取り入れた。

 アクアスキュータム、ランバンノワール、「ウンガロ・ソワ」「ピエール・カルダン」「ソワールペルル」を軸に、アクセサリーを変えることで春のセレモニーに対応するスタイルの提案も強化する。コサージュやカラーのホースヘアバッグ、黒のソフトバッグなどアクセサリーも充実する。

春のセレモニースタイルを5ブランドから提案

 ここ数シーズン、百貨店、GMS(総合小売業)ともに人気が高まっているロング丈ジャケットの企画も増やした。ソワールペルルや同ブランドの「リバティ」企画、ピエール・カルダンなどで、単品ジャケットやアンサンブルのジャケットとしてロング丈を出している。

 9月に東京で開いた展示会では、プロバイオリニストで同社が衣装協力する盧佳那さんのソロコンサートと、公式サポーターを務める「ミス・ワールド」の昨年の入賞者である木村友香さん(歌)、杉原夏海さん(フルート)によるデュオコンサートも行った。

展示会で開いたデュオコンサート


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