エスパル仙台 無人店舗を開設し人手不足に対応

2023/09/21 06:27 更新


 JR仙台駅の駅ビル、エスパル仙台(運営は仙台ターミナルビル)は10月2日、無人店舗「すまぷらストア」をオープンする。人手不足が深刻な東北で、「ディベロッパーでは初」という無人店舗を実装する。

 同店はエスパル仙台本館地下1階に設ける。売り場面積は18平方メートル、〝東北各地の良いもの〟がコンセプトの100種類以上の商品を扱う。完全キャッシュレス決済で省力化するなど、人が行う作業は品出し程度にとどめる。無人決済店舗システムを持つタッチトゥゴーと、仙台でイベントの企画運営などを手掛けるハッカと連携し、セキュリティー体制なども整えた。営業時間は午前7時~午後12時で、午前10時から遅くとも午後9時までのエスパル仙台の物販よりも長い。

 仙台ターミナルビルではリーシングで人手不足がハードルになることも増えていたため、社会課題の解決をにらんで今回の出店に至ったとしている。



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