タビオは10月31日の取締役会で、ナイガイと相互に株式を保有する資本提携および事業上の各種業務提携を結ぶことを決めた。11月1日付でタビオはナイガイの普通株式80万5400株（自己株式を除く発行済株式総数の9.84％）を、東京証券取引所の立会外取引を通じ、ナイガイの既存株主から買い付ける予定。また、12月末までにナイガイの普通株式9600株（同0.12％）を市場買い付けにより取得する。完了後、タビオは合計9.96％を保有するナイガイの筆頭株主となる。一方、ナイガイは11月1日に、タビオの普通株式10万株（同1.47％）を東京証券取引所の立会外取引でタビオの既存株主から取得する。
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これを機に両社は①靴下ブランド協業型OMO（オンラインとオフラインの融合）事業の開発②ブランドのクロスセルによる販売強化③日本品質・中国製靴下による中国事業の拡大④ナイガイの最高級ゴム糸「NDX」の利用や浸透⑤原材料統合によるコストダウン⑥オフィスの共同利用による効率化―などを協議していく。
