「メアグラーティア」 イラストレーターのLAMと新ブランド「タイデン」をスタート

2024/11/08 11:30 更新


イラストレーターのLAMと、デザインユニット「雷雷公社」と協業して立ち上げた「タイデン」

 関根隆文氏が手掛けるユニセックスブランド「メアグラーティア」は、アジア、アメリカを中心に人気のイラストレーター、LAM(ラム)と、LAMの所属するデザインユニット「雷雷公社」と協業し、アパレルブランド「タイデン」を今秋冬からスタートした。

 LAMはクールでキャッチーな作風が人気で、キャラクターデザインやビジュアルワーク、書籍イラストなどを幅広く手掛ける。代表作に『takt op. 運命は真紅き旋律の街を』キャラクターデザイン、『初音ミクマジカルミライ2023』メインビジュアルなどがある。

 以前から親交があった両者がグッズではなく、定期的に発表していくコレクションを作りたいと意気投合して新ブランド立ち上げに至った。11月1日から始まったLAMの個展(東京展がアニメイト池袋本店8階で12月2日まで、大阪展がアニメイト大阪日本橋別館3階で1月10日~2月3日)で先行販売する。その後、オンラインを中心に順次販売する。

 ブランドカラーに赤と金を掲げ、ファーストコレクションを発表。黒のボンバージャケットはハリのある強化ナイロン生地の後ろ身頃に、一見刺繍に見えるような発泡プリントを配した。裏地にはボアを全面に付け、実用的な防寒性を持たせたアウターとなる。襟を立てて着用でき、首周りも防寒仕様になっている。税込み13万2000円。

 ナイロンとスウェットのコンビのパーカは、サイドにファスナーを付けることで、パンツのポケットへのアクセスも容易になるように設計した。1万4300円。オーバーサイズTシャツは、度詰めのコットン丸編みにシンセティックレザーを合わせた。裾のドローコードでシルエットを調整できる。8800円。

ナイロンとスウェットのコンビのパーカ

 メアグラーティアは12年にスタート。日本の産地企業などとオリジナルの生地を開発し、花の変化し続ける様にインスピレーションを受けたコレクションを提案する。18年にニューヨーク、パリで展示会を開催。19年春夏から楽天ファッション・ウィーク東京に参加。22年に東京・松陰神社前に初の旗艦店をオープンした。



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