尾州で物作りを学ぶ タキヒヨー、価値提案できる人材を育成

2026/10/28 06:27 更新NEW!


参加した社員からは多くの質問が挙がっていた

 タキヒヨーは物作りの基礎を学ぶ社内研修に力を入れている。今年度から尾州産地の「尾州・テキスタイル・カレッジ」の同社向け特別講座をスタートした。

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 企画担当者は「営業や企画、マーチャンダイザーなどの社員が商品を販売・提案するだけでなく、なぜこの素材なのか、なぜこの品質・価格になるのかを物作りの背景から理解することが重要」と指摘する。原料・紡績・織り編み・加工などテキスタイルができるまでの基礎知識を体系的に学び、現場を理解したうえで顧客に商品の価値を提案できる人材育成を狙った。

 尾州・テキスタイル・カレッジはNPO(非営利組織)法人尾州人材育成機構が運営し、理事長をタキヒヨーの滝一夫社長が務める。業界内外から参加する講座を社内向けにアレンジした。

 今回は4~6月にかけて8日間実施し、18人が参加した。OEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)、ホームウェア、ベビー、テキスタイル関連など幅広い部門・年次の社員を対象とした。若手にはテキスタイルの基礎を体系的に学ぶ機会として、経験のある社員にとっては実務の中で身につけてきた知識を改めて整理・アップデートする学び直しの機会として位置付ける。

 実際に受講した社員からは「なぜこの生地は高いのか」「なぜこの仕様はできないのか」といった営業活動の中で抱えていた疑問が理解できたという声があったという。今後はより実務につながる形にブラッシュアップしていく。



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