玉川高島屋SCが大型改装促進 来年3月に「大人の遊び場」、サウナも導入

2026/10/19 17:30 更新NEW!


 東神開発が東急線二子玉川駅前で運営する玉川高島屋ショッピング・センター(東京都世田谷区)は24年から段階的に実施してきた大型改装を27年6月に完成させる。来年3月に南館10階に「大人の遊び場」をコンセプトとしたゾーンを新設、同館11階には同SC初となるサウナ施設を入れ、滞在機能を高める。併せて、本館地下1階食品フロアの改装を完了させ、来年6月にグランドオープンする。核店舗の高島屋と専門店ゾーンを一体化し、「食、遊び、くつろぎを軸とした次世代型SCへの進化」を目指す。

 南館10階は飲食フロアを刷新し、古着や雑貨、カプセルトイ、漫画喫茶、サウナグッズ、飲食など「多様な趣味・嗜好(しこう)に合うコンテンツ」を集積したゾーンにする。改修時に発生する廃材や既存設備を積極活用し、「環境負荷の低減と独自の空間表現の両立」を図る。

 11階のサウナは男性専用で、施設面積約1000平方メートルの予定。館内には五つのサウナ室と四つの浴槽、外気浴エリア、内気浴エリアを備え、地下食品フロアとも連携した食エリアも設ける。改装前に実施した市場調査で、足元商圏の世田谷区で20~40代男性のサウナ利用者が多いことが分かったことから、男性客をさらに取り込む狙いで、サウナの導入を決めた。

 地下1階食品フロアは百貨店と専門店ゾーンを一体改装する。改装面積は約7000平方メートル。今年6月に第1期エリアがオープン、来年3月上旬に第2期、6月下旬に第3期が開業予定。総菜、菓子、生鮮、グロサリーなどのゾーニングを見直し、「より分かりやすく、買い回りしやすい売り場」にするほか、イートインスペースを拡大し、催事機能も強化する。有力テナントも導入する。

 24年からの大型改装では従来は同SCにはなかったゾーンを設けるなどして新しさを出し、店舗揃えの幅を広げるとともに、共用部も刷新して、買い物以外の機能も高めている。24年には服飾雑貨、リビング、ライフスタイル雑貨の店をシームレスに配置したギャザリングスペースなど、25年にはユニクロの大型複合店や同SC初のフードコートなどを導入した。



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