OEMのグラックジャパン「タロウ・トウキョウ」 長く愛用できるブランド開発

2022/03/07 06:27 更新


 アパレルOEM(相手先ブランドによる生産)のグラックジャパン(名古屋)はカジュアルブランド「タロウ・トウキョウ」を開発、ECサイトでの販売を2月16日から始めた。これまでの製造のあり方を見つめ直し、長く大切に格好良く着られる洋服作りを目指している。

 アパレル製造を手掛けるなかで、大量生産や廉価での物作りに疑問を感じていたという同社。「一人ひとりが必要な服を長く大切に着る世界を作りたい。それが、環境負荷が高いとされるファッション業界の課題解決につながる」として、 服作りのプロである自分たちが買いたいと思える服を、適正な価格で提供する。

 素材も生産も、和歌山や岡山など国内が中心。Tシャツ(3990円)やスウェット(1万2990円)、パンツ(1万1990円)などの定番商品のほか、スタート時は、ジャケットや季節限定商品など17アイテムを揃えた。それぞれの商品の製造原価の中身についてもECサイト上で公開している。知名度のない状態から始めることもあり、デジタルマーケティングのシグナル(東京)とタッグを組んだ。

素材も生産も国内中心

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