90年代後半、国内合繊メーカーはポリエステルの大増産を続ける中国、台湾、韓国勢などに押され、97年のアジア通貨危機を経て合繊価格が半値以下になるなど厳しい事業環境に直面していた。各社生き残りをかけ繊維事業の分社化や規模の縮小、衣料用生地からの撤退など再編を進める。帝人も例外ではない。
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「エコサークル」誕生
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