「トゥジュー」18年春夏 上質な天然素材の味わい

2017/10/23 04:25 更新


 注連野昌代がデザインするレディス「トゥジュー」は、上質な天然素材の味わいを生かした大人の日常着のブランド。リラックスムードの服をきちんとスタイリングして着るイメージだ。定番のシリーズが多いが、シーズンごとの素材・色替えや新しい提案もたくさんあり、一人ひとりが好きに組み合わせながら長く楽しめそうなアイテムが揃う。

 18年春夏は、コットンドビー、白磁と青磁をイメージした色のシルク・コットン、シャンブレーのシルクタフタ、アイリッシュリネン、ラミー、コットン・リネンのタイプライターなどを使う。生地で洗ってしわを出したり、墨染めしたりと、どれもナチュラルで、その中に強さも感じる。トレンドマーケットでは最近見なくなったような生地も多い。

 柄物はスタンププリント、先染めストライプ。たっぷりした分量の羽織るコート、オーバーサイズシャツドレス、ドロップショルダーのシャツやプルオーバーシャツ、ラップ風の形のパンツと様々な形が揃う。特にパンツはウエストの後ろでストリングを引っ張ってボリュームを調節するタイプ、タイパンツのようにウエスト部分をぐるりと巻いてはくタイプが目を引く。前合わせをひもで結ぶカディアジャケット、フロックシャツとフロックジャケットなどは継続して出しているアイテム。

 色はナチュラルなスモーキーカラー、グレイッシュカラー、ホワイトなどで、今回はサンドをキーカラーにし、より曇った色も増やした。ファンの多い丸胴のカリフォルニアコットンのTシャツ、スーピマコットンのタンクトップのほか、ソックスも可愛い。


ラミーオーガンディのジャケット4万8000円、ギザコットンのパンツ3万2000円




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