豊島の廃棄予定食材を染料として再活用するプロジェクト「フードテキスタイル」が、アシックスと菓子食品メーカーのロッテの協業シューズのアッパー素材の一部に採用された。豊島はチョコレートの製造過程で出た廃棄物カカオハスク(カカオ豆の皮)で染めた生地の生産を担当した。カカオハスクを混ぜた人工皮革と共にアッパー素材に採用されている。
【関連記事】アーバンリサーチ 豊島、トヨタ自動車とアップサイクル商品を開発
シューズはアシックスとロッテが「食べる幸せ、履く幸せ」をコンセプトに企画し、今年の2月に発売60周年を迎えたロッテの「ガーナチョコレート」をモチーフにした。カラーやデザイン、ラッピングペーパーにこだわり、チョコレートを食べる時やシューズボックスから靴を出す時のわくわく感がリンクした特別仕様になっている。