【ニューヨーク=杉本佳子通信員】スイス最大の銀行で世界有数の金融持ち株会社のUBSが、米国の中古スニーカーのここ1年の販売価格変動についての調査結果を発表した。それによるとブランド別で明暗が分かれている。
ナイキの中古スニーカーの9月の平均販売価格は151ドルで前年同月期1.5%伸びた。
特に今年9月時点での伸び率が顕著だったのは、「ナイキ・エアマックス」の8.5%増、「ナイキ・エアヴェイパーマックス」の20.5%増、「ナイキ・ブレーザー」の47.2%増、「ナイキ・レブロン」の40.6%増、「ジョーダン12レトロ」の10.8%増だった。
減少率が目立つのは「ナイキ・ズーム」の9%減、「ナイキKD」の29%減、「ジョーダン3レトロ」の9%減など。
一方、アディダスの9月の平均販売価格は121ドルで、9%下がった。「アディダス・スーパースター」は140%増えたが、「アディダス・ハンドボール」は28%下がった。
ニューバランスは124ドルで、6.2%下がった。「ニューバランス550」は13%伸びたが、「ニューバランス1906r」は25%下がった。