「アンビルトタケオキクチ」 障害者アートと取り組み

2020/10/23 06:27 更新


「シブヤフォント」を裏地に使ったオーダージャケット

 ワールドのカスタムオーダーブランド「アンビルトタケオキクチ」は、フクフクプラス、桑沢デザイン研究所、渋谷区、渋谷区内の障害者支援事業所と連携し、渋谷で暮らし・働く障害のある人の描いた文字や絵をデザインした渋谷区公認のパブリックデータ「シブヤフォント」を裏地に使ったオーダージャケットの販売を開始する。

【関連記事】ワールド 治療中の子供たちに笑顔を お気に入りの服をプレゼント

 旗艦店である渋谷店は、10月23日~11月3日の12日間、デザイン&アートの祭典「デザイナートトーキョー2020」に参加し、アートの展示やトークイベントを開催する。期間中に来場できない客にも見てもらうために、360度カメラを利用して「アンビルト」公式サイトで配信するほか、トークイベント(10月24日午後2時から)もライブ配信する。

 シブヤフォントを裏地に使って仕立てたジャケットは〝アートを身にまとう〟ファッションで、同ブランドが提案する自由な働き方の象徴。ジャケットのほかに同柄のネクタイ、ポーチ、扇子なども販売し、売り上げの一部は渋谷区内の障害者支援事業所に還元される。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事