「スタッフオブザイヤー2025」 販売員が生む感動を伝える

2025/10/14 06:27 更新NEW!


全国トップクラスの接客技術に会場からは大きな拍手や歓声が飛んだ(右から3番目がNitoさん)

 店舗スタッフDX(デジタルトランスフォーメーション)アプリ「スタッフスタート」を運営するバニッシュ・スタンダード(東京、小野里寧晃社長)が行う「スタッフオブザイヤー2025」で上位者が選出された。

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 審査は、客役を交互に接客するバトル方式のロールプレイングとスピーチで競った。会場の審査員、配信で視聴した消費者などの投票で順位を決めた。

 アパレル部門のグランプリはトゥモローランド丸の内店Nitoさん。2位にユナイテッドアローズ新宿店仲(naka)さん、3位にリーバイスららぽーと福岡店Yu-taさん、4位にウィゴー1.3.5原宿店リカコさんが続いた。

 物販部門はゾフ大船ルミネウィング店つなかんさんとジンズエミフルMASAKI店Mariさんが対戦し、Mariさんが眼鏡専門店対決を制した。

 小野里社長は「接客で感動を与えられる販売員の力を世界に知らせたいと思って始めた大会だ。感動は応援してくれるお客様や店舗の仲間、様々な人の支えもあってこそ。そんな感謝の輪を広げたい」と話した。

小野里寧晃社長は「大会が目指すのは何より販売職の価値向上」と強調した

■Nitoさんの話

 自分の服や接客への思いを表現し、結果を残せてうれしい。ブランドイメージを守ったクオリティーの高い投稿を高頻度でいくつもするのは大変だった。今後も店頭に立ち続けつつ、後進に経験や技術を伝える仕事にも挑戦したい。



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