ウェザーニューズ(千葉市)は、様々な企業の需要予測の精度向上を支援するため、気象とビジネスデータの関連性をAI(人工知能)で分析するウェブサイト「ウェザーニューズ 360 Insight」を公開した。
商品販売数などの実績データと、ウェザーニューズの気象データなどを組み合わせることで、気象がビジネスに与える影響を定量的に可視化する。
企業が持つ販売実績データをアップロードするだけで、その商品の需要や売り上げ見込みを高精度に予測する。気温や日射量、風速、降雨量などの影響度を定量的に把握できる。
分析に用いる気象データは1時間ごとの検証の場合、1キロメートルメッシュの高解像度の気象予測データを利用しているため、ピンポイントな影響の分析が可能。
気象データを利用しないAI予測モデルと比較することで、気象データの活用がどれだけ需要予測の精度向上に貢献するかを示す。企業の販売実績データは最大2年分までアップロードでき、最大で約5カ月分の検証結果のデータを確認できる。利用は無料。