低価格雑貨中心の新業態「ウィゴー1.3.5」オープン

2017/10/11 04:26 更新


 ウィゴーは7日、東京・竹下通りと明治通りの交差点に建設された神宮前タワービルディング1階に、新業態「ウィゴー1.3.5」(ウィゴーイチサンゴ)をオープンした。100円、300円、500円を中心とした雑貨と新品のレディスウェアを販売する店で、原宿地区に多い若い女性と外国人の集客を狙う。「ウィゴー」関連業態での出店は、同地区5店目。

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 約330平方メートルの売り場面積のうち、約4割を低価格雑貨で構成する。雑貨売り場は、「アクセサリー」「スマートフォングッズ」「DIYグッズ」「ステーショナリー」「ホーム」(生活雑貨)、「イベントグッズ」(オープン時はハロウィーン関連商品)、「コスメ」「スーベニア」(けん玉など)、「フード&ドリンク」(駄菓子)、「ホビー」(フィギュアやボードゲーム)などのカテゴリーに分けており、それぞれに三つの価格帯を中心とした商品が並ぶ。

 アパレル売り場では、他のウィゴー業態同様に旬のトレンドカジュアルファッションを提案している。

 ハート型サングラスやデコレーションバッグなど「雑貨類は既存業態でも好調商品の一つだったため、それらを抜き出した新しい業態に挑戦してみようと考えた。100、300、500円のわかりやすい価格設定、それにまつわる業態名で認知してもらいやすいようにした」(園田恭輔取締役ウィゴー事業部事業部長)。竹下通りの店の客単価は2000~4000円程度だが、新店は「同じ程度かやや下回る」見通し。手に取りやすい価格帯のバラエティー豊かな雑貨を訴求し、客数を増やす考えだ。

 今後は同業態での出店に加え、売り場面積66~99平方メートルを基準に、低価格雑貨のみを扱う店の開設も視野に入れる。

カラフルな雑貨が楽しい雰囲気を演出する店内
オープン前日の夜にはインフルエンサーらを招き、パーティーを開催した
店内にはアーティストの佐藤拓人さんが手掛けたフォトスポットも設けた



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