JR西日本は姫路駅周辺の9施設で、持ち主不明の忘れ物傘を再利用し、セルフ販売する実証実験を始めた。郵便局、銀行、ホテルなどに様々な傘を入れたセルフ販売のラックを置いている。リユース傘の一括レンタルサービスなども始め、30年度までに販売、レンタル合わせて全国約3000カ所の設置を目指す。
同社によると、これまで忘れ物傘は8割以上は持ち主がわからず、処分せざるをえなかったという。
セルフ販売の実証期間は今年6月9日~11月30日の予定。再利用した傘は雨傘、日傘、ブランド傘もあり、リーズナブルで、選ぶ楽しみもあるようにした。販売価格は税込み199~1999円。QRコードによるオンライン決済としている。
この取り組みでは、地元の姫路情報システム専門学校と産学連携し、同校学生を対象にセルフ販売ラックに貼るポスターデザインを募集した。3点を選出し、両者で編集作業に取り組んだ。
今後、合同会社Oと連携し、リユース傘にアートを掛け合わせるプロジェクトを始める。鉄道をテーマにした「てつ傘アートコンペ」を実施し、優秀作品のデザインを施した傘を販売する。施設や企業向けには、リユース傘をワンパッケージで提供するレンタルサービスも始める。既に姫路などのホテルで検証を開始している。
