16年春夏ワールドメンズトレンド3

2015/07/30 10:04 更新


《色、柄、素材》大胆とシンプル、二つの流れ

 16年春夏ワールド・メンズ・コレクションは、色柄を巡っては大きく二つの流れがある。一つは柄を大胆に強調したブランド、その一方で、柄を控えめにしてシンプルに見せたブランドも多い。素材は春夏らしく軽さや透明感がキーワードとなった。(小笠原拓郎)

 <色>春夏にもかかわらずシックな色が多い。白と黒が依然として強いほか、ベースカラーではネービー~ブルーにかけてのトーン、サンドベージュ~ブラウン~ワインにかけてのトーンが広がった。サンドベージュからの広がりで、イエローが差し色として注目される。モノトーンにはっとするアクセントとなるのはオレンジやミントグリーンといった色だ。

左=アレキサンダー・マックイーン、右=クレイグ・グリーン
左=アレキサンダー・マックイーン、右=クレイグ・グリーン
左=ハイダー・アッカーマン、右=3.1フィリップ・リム
左=ハイダー・アッカーマン、右=3.1フィリップ・リム
左=コスチューム・ナショナル・オム、右=ランバン
左=コスチューム・ナショナル・オム、右=ランバン

(写真=catwalking.com)

続きは繊研新聞で



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事