ノードストロームのウイメンズ館が、24日にオープンした。それに先立ち、22日夜、オープニングパーティーが盛大に行われた。
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1階の目玉は、真っ赤な色でひときわ目立つクリスチャン・ルブタンのショップ。クリスチャン・ルブタンの靴は2階と地下1階の靴売り場にもあるのだが、このショップは独占販売商品を集積している。
靴もバッグも、遊び心があってカラフルで楽しい。他のブランドもオープン記念の限定販売商品、この店のみの独占販売商品がいろいろある。地下1階の靴売り場では、3分の1が独占販売商品とか。好きなブランドがあったら、是非チェックしてみたらいいと思う。
「ノードストロームxナイキ」のショップは、通常のナイキのイメージよりかなりラグジュリアス。足型の鏡など、遊び心のある内装が楽しい。
このショップは、「ナイキの靴に合う服や雑貨を他の売り場から持ってきて一緒に売る」というコンセプトだ。グリーンのヒョウ柄のフェイクファーのコートなど、「確かに」と思える服が並んでいる。
バーバリーのショップは、コミューターシーティングエリアがある。たむろしながら座れるスペースで、ミレニアルズ世代を意識した演出といえるだろう。
地下1階の靴売り場の真ん中にある「シュー・バー」。パーティーの日のみならず、普段でもアルコールを出す。女性が買い物している間男性がバーで飲んでいたり、販売員が靴を持ってくるまでワインを飲みながら待っていたり、という光景が浮かぶ。ワイングラスを持って売り場を歩き回ることもできるというのは、今までの靴売り場にはなかった楽しい経験になりそうだ。
このノードストロームのウリの1つは、他に類を見ない波打つウインドーだ。パーティーの間、ライトの色も変化させて幻想的だった。
パーティー参加者には、たくさんのフードとドリンクがふるまわれた他、白のトートバッグに動物や文字などをハンドペイントしてもらうカスタムバッグのコーナーが用意された。
ブーケコーナーも大人気。好きな花を選んでブーケをつくってもらえる。
レストランはいくつかあるが、お勧めは2階のイタリアンレストラン「ウルフ」。プレスプレビューの時に、ビーフのタルタルがのったフィンガーフード、トマトソースのニョッキなどを試食させてもらえたが、かなり美味しかった。ニューヨークに新しい美味しいイタリアンレストランが増えたことは朗報だ。
89年秋以来、繊研新聞ニューヨーク通信員としてファッション、ファッションビジネス、小売ビジネスについて執筆してきました。2013 年春に始めたダイエットで20代の頃の体重に落とし、美容食の研究も開始。でも知的好奇心が邪魔をして(!?)つい夜更かししてしまい、美肌効果のほどはビミョウ。そんな私の食指が動いたネタを、ランダムに紹介していきます。また、美容食の研究も始めました(ブログはこちらからどうぞ)