ユマコシノ17春夏、素材のグレードUP

2016/11/01 06:35 更新



 ヒロココシノインターナショナルは、「ユマコシノ」の17年春夏物で、フランス「マリア・ケント」のテキスタイルを使ったアイテムを販売する。ジャケット(15万円)、タイトスカート(6万9000円)などで、「これまでは買いやすい価格を強く意識してきたが、付加価値の高い商品へのニーズが強まっている」と判断した。2月店頭を予定している。マリア・ケントは有名ブランドがこぞって使う高級テキスタイルブランド。

 ユマコシノは今年がブランド設立10周年。ワンピースをはじめ好調な販売が続いており、今期は2ケタ成長のペースとなっている。17年に向けてはトレンド性を重視するとともに、全体として素材のグレードを向上させ、販売価格アップの方向で進めている。17年春夏のテーマはオプティカル・イリュージョンに設定し、だまし絵で著名なエッシャーの絵画のように立体的な錯覚、視覚効果を軽快なグラフィックで表現したコレクションを打ち出している。



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