《13-14年秋冬トレンド》マスキュリン&フェミニンが最右翼

2013/05/09 14:18 更新


13~14年秋冬デザイナーコレクションで最も有力視されているトレンドは、マスキュリン&フェミニンだ。男性らしさと女性らしさの対比は定番的なミクスチャーだが、今シーズンはマスキュリンとフェミニンのミックスを楽しむというより、メンズのアイテムを取り入れて女性らしいエレガンスを引き出すのが特徴だ。 キーアイテムは、メンズライクなテーラードコート。ボーイフレンドのコートを借りて羽織ったようなオーバーサイズが新しい。肩のゆったり感が女性の華奢さを強調する。さらに光沢をポイントにしたトップスに合わせたり、胸元を強調して着こなしたりして、女性らしさを引き立てる。センタープリーツの入ったクリースパンツやメンズシューズを組み合わせたメンズライクなスタイルを、いかに女性らしく見せるかがポイントになっている。 メンズライクなスタイルに、スパンコール刺繍やフェザー、コサージュといったドレッシーな装飾を施すスタイルも目立った。「ドリス・ヴァン・ノッテン」は白シャツとフェザーのスカート、「コムデギャルソン」はコサージュを全身に散りばめたパンツスタイルを出した。パンツスーツのディテールをベースにしたドレッシーなアイテムも今シーズンらしい。「ステラ・マッカートニー」はテーラードジャケット のラペルをホールターネックにしたトップスとパンツのセットアップを作った。 素材をポイントにしたスタイルも多い。メンズのジャケットに使われるグレンチェックやチョークストライプ、へリンボーン、タータンチェック。コートやジャケットだけでなく、英国調の素材を使ったドレスも出ている。 sharon写真下=シャロン・ウォコブ


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