ミラノのセレクトショップ「ディエチコルソコモ」創業者カルラ・ソッツァーニの財団が、パリ18区にギャラリーを開設した。この財団は16年に、写真、アート、デザイン、そしてモードの促進のためにミラノで設立された。2番目のアドレスとなるパリは、19世紀の工場を改装した1000平方メートルの広さだ。新しいカルチャースポットとして注目される。
「ミラノにギャラリーを開設して30年、私にとって大切なもう一つの場所で、ソッツァーニ財団のカルチャーを感じてほしい」とカルラさん。オープニングとして米国人アーティスト、クリス・ラズの展覧会が開催され、アートとモード界の著名人たちが訪れた。今後このギャラリーで様々な文化的プログラムを発信する。

(パリ=松井孝予通信員)