シューズ卸の岡山ゴム(岡山市)は15年春夏、英フットウエアブランド「アキュパンクチャー」のスニーカーを靴専門店やアパレル専門店など幅広くアピールする。履き心地を重視しクッション性にこだわった、気の利いたデザインの値頃なメンズ・ユニセックスのスニーカーが揃う。
同ブランドは、イギリス人デザイナーのフィル・デ・メスキータ氏とニコス・ニコラウ氏が93年に立ち上げた。アンティークアクセサリーや骨董(こっとう)品などからインスパイアされたデザインが特徴で、英国で著名な歌手や俳優が愛用し人気となった。日本のマスターライセンサーは伊藤忠商事。岡山ゴムがサブライセンス契約を結び、靴の企画・販売を手掛けている。
15年春夏物は、新モデル4型を含め15型を販売する。新モデルは、クラシックなテニスシューズをイメージしたスニーカー(7000円)やアッパーをキャンバスとスエードで切り替えたデッキシューズタイプのスニーカー(6800円)など。メンズスニーカーが中心で、全体の2割が23~28センチのユニセックス。価格帯は6000~7800円。
ブランドのターゲットは10代後半~30代の男性。今後はレディス企画の商品を充実させる。サイズ幅も広げてレディス対応を強化する。
(繊研新聞 2015/02/26付)