ニューヨークを拠点とするブランド「3.1フィリップ・リム」は、クリエイティブディレクターのフィリップ・リムの退任を発表した。9月にニューヨークで発表した25年春夏コレクションが、リムによる最後のコレクションとなる。
3.1フィリップ・リムは05年創業。20年間、共に活動してきたリムと共同創業者のウェン・ゾウCEO(最高経営責任者)は、連名で「お互いへの敬意と感謝の念を込め、長いパートナーシップを終了することを決断した」と発表した。
退任は「私たちにとって自然な転機だった」とし、今後はそれぞれが新たな道へと進む。リムは「新しい事業を追求する」とし、今後の活動準備を進めていることを示唆した。ゾウCEOは、CEO兼経営者としてブランドに残り、引き続きブランドを運営する。