コメ兵は65歳以上のアクティブシニアの消費行動に関する調査を実施した。7割以上のアクティブシニアがリユースを活用し、得た金を旅行などの体験価値に再投資する〝循環消費〟への意欲が高かった。
全国の65歳以上で、調査スクリーニングによって抽出した趣味や社会活動などに意欲的なアクティブシニアに絞って2月3、4日にインターネットで行い、554人から回答を得た。半数が「サステイナブルな価値観」に共感し、多数が「物を捨てずに次の使い手へつないでいきたい」と考えていた。リユース品の購入についても84.8%が肯定的にみていた。
リユース売買の利用経験は71.3%が「ある」と回答。「売ったことも買ったこともある」は43.8%だった。売却の動機は「不用なものを片付け家の中をすっきりさせたいから」が68.2%、次いで「捨てるのはもったいなく、誰かに再利用してほしいから」が55.4%だった(複数回答)。金銭的な理由よりも家の中を整理し、不用なものを次に渡したいという「モノの循環」の意識が強い。
「もし家の中の不用品を売って『5万~10万円』の臨時収入が入ったら、そのお金を何に使いたいですか」と聞いたところ、1位が旅行で、生活費を上回った。また、49.2%が貯金を切り崩すよりも「売って得たお金の方がぜいたくに使いやすい」とした。不用な物を売って体験に変えるライフスタイルについて、「モノが形を変えて『新しい思い出』になるようで非常に満足度が高い」が13.7%、「賢く人生を楽しんでいる実感がある」が40.6%で、54.3%が肯定的に捉えた。
