イオンリテールの衣料品売り場で新たな専門店型の「TVC」の配置が始まった。衣料品改革の一環で、カジュアルのSPA(製造小売業)として、見せ方と運営を変えて販売効率を高めることを目指す。このあと開く1店を含めた8店のモデル店で検証しながら水平展開を進める。
(田村光龍)
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イオンリテールは3月、カジュアル部門を子会社のトップバリュコレクションに統合、SPAとする強化策を打ち出していた。売り場では性別、服種別に平場を構成していた商品と「トップバリュコレクション」としてコーナーなどで展開していた商品を集約、専門店型のTVCを構築することにしていた。この方針に基づき5月30日、イオン八千代緑が丘店など7店に「あるべき姿のモデル店」(峯苫瑞重トップバリュコレクション商品部長)が設けられた。
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