AI(人工知能)技術によるESG(環境・社会・ガバナンス)分析・評価を提供するaiESG(アイエスジー、福岡市、馬奈木俊介代表)と、機能素材「カバロス」の開発やアパレルODM(相手先ブランドによる設計・生産)を手掛けるhap(ハップ、東京、鈴木素代表)は、大阪・関西万博のインドネシアパビリオンで、両者の協業による持続可能な物作りやその製品をアピールした。
5月中旬に同パビリオンで実施されたビジネスフォーラム「持続可能なライフスタイルと製品:インドネシアのグリーンで倫理的な未来へのコミットメント」(バンクインドネシア主催)に両者が参加。アイエスジー代表が登壇し、「持続可能性:AIを活用した投資分析の未来」をテーマに、新しい経済・社会の評価指標、持続可能な取り組みを定量的に可視化する意義や重要性を話した。

両者で開発・分析・評価をした「カバロスW」の機能Tシャツも具体的にアピール。バンクインドネシア、ストーンマン、世界文化社も協力し、インドネシアの伝統のバティック柄を盛り込んだもので、参加者に配布した。
同パビリオンは「調和の中で繫栄する:自然、文化、未来」がテーマ。バンクインドネシアは、環境や社会課題に対応する持続可能な金融の実現に向けた取り組みを積極的に推進している。これらに関連する各種のイベントも同パビリオンで主催。ハップがインドネシアで技術開発を推進してきたこともあって、アイエスジーとともに今回の参加が実現した。