アインファーマシーズは、7月にグループ会社となったフランフランとの連携を加速している。コレットマーレ(横浜)でコスメ専門店「アインズ&トルペ」にインテリアショップ「フランフラン」を初めて隣接させて出店、商品構成も工夫するなどしてシナジーを発揮していく。
コレットマーレのアインズ&トルペ(店舗面積約1050平方メートル)の一部(約400平方メートル)を空けてフランフランを新規出店した。ともに20、30代女性を主力客層とする両社が連携、相乗効果を狙ったもので、コスメとインテリア、雑貨一体でトータルライフスタイル提案を強める。アインズ&トルペは美容・健康用品、日用品、ドラッグなども扱うが、今回はコスメに特化した。フランフランは生活雑貨を控え家具、インテリアの比率を上げた。両店の品揃えを明確にし、相互送客も考慮した。アインズ&トルペの売り場は目立った改装はしていないが、今後は店装やVMDを改善していく。11月29日のオープン直後から「入店客数が増えており非常にいい手応えをつかんでいる」と隣接効果が表れている。
このほか、アインズ&トルペ新千歳空港店(出国審査後エリア)では既にフランフランの商品を導入し、外国人客をつかんで売り上げを大きく伸ばしている。今後も連携を進めていくほか、ECや顧客アプリなど仕組みも統合する。