住宅建築・リフォーム、不動産関連事業などのアーキテックス(愛知県岡崎市)は、アダストリアの「ニコアンド」がプロデュースする住宅「ニコアンドエディットハウス」のモデルハウスを建築し、一般公開した。アダストリアと住宅建築のリブワーク(熊本県山鹿市)の子会社リブサービスは共同で、ニコアンドエディットハウスのIP(知的財産)ライセンス事業を進めており、現在までにライセンシーは12社に拡大、アーキテックスは昨年10月に加わり、愛知県での独占営業権を取得している。
(神原勉)
商標、意匠、著作などの知的財産の使用権を加盟パートナーに販売する。一般的な住宅FCでは、指定の建材購入や1棟ごとのロイヤルティー支払い、販売価格の取り決めなどの制約があるが、同IPライセンス事業では、パートナー企業の通常工法で建築でき、ロイヤルティー支払いはなく、販売価格も自由に設定できる。パートナーは独立自営を保ち自社の技術や個性を生かしながら、ニコアンドのデザイン力やブランド力を活用できるのが特徴だ。