「ライブドアアーバンスポーツパーク」開業 ピックルボール場や飲食店が充実

2024/10/15 17:30 更新


ピックルボールは安全性に優れ、家族で楽しめる

 複合型スポーツレジャー施設「ライブドアアーバンスポーツパーク」(東京都江東区)が、10月12日に開業した。21年の東京五輪で使われたスケートボード会場などを再活用する。同施設とパートナーシップを組む東レは、資源循環の取り組みなどに協力する。

 運営主体は東京建物を代表企業とするコンソーシアム、トウキョウスポーツウェルネスヴィレッジ。約3万1000平方メートルの敷地内にはスケートボードパークや半屋内のバスケットボールコート、カフェ、フードモールなどを設けた。年間来場者数は8万人を見込む。

開放感がある施設内で1日中スポーツを楽しめる

 注目は米国で人気の競技「ピックルボール」のコート。トランジットジェネラルオフィスの新業態カフェ「パシフィックピックルクラブ」が運営する。テニスに似ているが、ボールにスピードが出すぎず、子供や高齢者でも楽しめる。「この施設で国内での競技認知度を高めたい」考え。

 カフェは米国のリゾートをイメージし、ピタパンサンドやメキシカンライスなどを提供する。店内に物販スペースもあり、Tシャツなどのオリジナルグッズやピックルボール用品を販売している。

カフェ「パシフィックピックルクラブ」は米国のリゾート風の雰囲気
グッズやピックルボール用品も買える

 東レは、リサイクル繊維ブランド「&+」(アンドプラス)の原料となる回収ボックスを施設内に5カ所設置。年15万本を集め、施設のスタッフウェアやグッズに再生させる。また、パーク内各所に設置するテントには、遮熱・遮光性を備える「サマーシールド」を提供し、来場者を酷暑から守る。



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