旭化成アドバンスの27年向けスポーツ、アウトドア素材 非フッ素撥水などが軸

2026/06/30 11:30 更新NEW!


各シーンに応じた機能性を充実

 旭化成アドバンスは、27年のスポーツ、アウトドア向けを中心とした素材で、高い機能性を打ち出した。非フッ素撥水(はっすい)やUV(紫外線)カットといった春夏向けの機能を軸に、性能の高さや環境対応を訴求する。

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 ナイロン高密度織物「インパクト」シリーズでは、使用済み衣料を使ったテキスタイル・トゥ・テキスタイルの取り組みに着手。欧州連合(EU)の持続可能な製品のためのエコデザイン規則(RSPR)を背景に、再生素材へのニーズなどが高まるとして取り組みを始めた。

 通気タイプの「アルファ」は生機設計と後加工を組み合わせ、通気性とUVカット機能を両立した。高い防水性と透湿性を持つ「シグマ」は、より機能を高めた非フッ素撥水をアピールする。特殊加工で通常よりも優れた撥水性を持ちつつ、従来の風合いを維持した。

 ニットでは昨年初披露した軽量・保温素材の「カルイット」を推す。糸自体に撥水性のあるシンジオタックポリスチレン(SPS)繊維を使い、より効果が継続することが特徴だ。防透け性と白さを両立する「帳衣(とばり)」はスーパーフルダル糸との交編で遮熱性を付与。消臭制菌技術の「リフレッシュ」は、後加工で機能を持たせた。染色時に化学結合することで高い洗濯耐久性を実現しつつ、生地の風合いも維持できる。

 インナー向けも充実させた。キュプラ「ベンベルグ」とポリエステルを組み合わせた「ペアクール」は強撚による優れた肌離れ性と速乾性が特徴。ベンベルグとナイロンの複合糸「メープル」は滑らかなフィット感とひんやりとした質感を持つ。スパンデックス繊維「ロイカ」を使った「ファイネックス」は平面状の構造を持つ2Dタイプと立体的で厚みのある3Dタイプを揃えた。



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