ベイクルーズは今秋、野外イベント「ベイクルーズフェスティバル」を大阪・うめきた公園で開催した。22年に横浜で開催して以来、2年ぶりとなる。自社ブランドを中心とした物販・飲食のブースを出したほか、ファッションショーやライブも開催した。今回は2日間で過去最高の2万人以上が来場した。
ファッションや飲食などの事業を運営するベイクルーズの認知拡大のほか、顧客への感謝を込めて楽しめる体験を提供することが狙いだ。19年にスタートし、コロナの影響で期間が空いたが、22年には横浜でも開催した。
今回は大阪で10月26、27日に開催した。会場は入場無料で、マーケットエリアには20以上のショップやキッチンカーが出店した。自社ブランドのオリジナル商品だけではなく、イベント限定の協業商品の販売、ワークショップなどを実施した。19組のアーティストを招いたライブ、自社の35ブランドによるファッションショーも実施した。
地震や大雨の被害に見舞われた石川県・能登の復興支援のため、アウトレットやオリジナル商品を販売する「ベーセーストック」がチャリティーバザーを出店し、募金や売上金の寄付を行った。
イベントを通じ、所属ブランドや地域の垣根を越えた社員間のコミュニケーションの活性化、モチベーション向上も狙う。過去にフェスの翌年に入社応募者数が増加したこともあり、採用面の効果も期待する。