ビームスは11月30日に新たなコンセプトショップ「ビームスライフ横浜」をオープンする。エンターテインメント提案型の複合店舗で、ビームスの新ビジョン「ハッピー・ライフ・ソリューション・コミュニティーズ」を表現するもの。自社の複数レーベルと古着や古本、協業商品を販売するほか、飲食スペースを運営する。
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横浜駅西口の商業施設「横浜モアーズ」に売り場面積約990平方メートルでオープンする。2フロアの店内には、メンズカジュアルの「ビームス」「プラス」、メンズスーツ主力の「F」「ブリッラ・ペル・イル・グスト」「インターナショナルギャラリー」のオーダーサロンを併設したドレス集積売り場、サーフ&スケートの自社レーベル「SSZ」、日本の魅力を発信する「ビームスジャパン」に加え、アート・カルチャーのプロジェクト「カルチャート」コーナーや、修理の「ビームス工房」、ビームス社員の目利きで品揃えする「B印マーケット」も導入する。
店舗スタッフや既存事業とのつながりによるパートナーの協力で集めた古着や古本、アンティークウォッチなども販売する。ワインやクラフトビールなどが楽しめる飲食スペースも設ける。ビームスが取り組むBtoB(企業間取引)の協業先とのイベントや協業商品の販売も行う。
26年2月に創業50周年を控えるビームスは、明るく楽しい社会現象を起こし、全ての人が幸せになれるコミュニティーを目指すとの企業姿勢を発表しており、新店舗はその姿勢を体現する役割を担う。