繊維製品の回収・再生の循環プラットフォーム「ビオロジック・ループ」を運営するビーピーラボ(BPLab=東京、八代直樹社長)は、生活雑貨専門店ロフト(東京、安藤公基社長)との取り組みを開始した。期間は23年4月14日まで。
銀座ロフトの1、3、4階の3カ所に使用済み繊維製品の回収ボックスを設置し、不要になった繊維製品を回収している。ビーピーラボでは「繊維の循環に誰でも参加できる」としている。17年6月に開店した同館は次世代旗艦店として「サステイナブル」をテーマのひとつとして運営。サステイナブル(持続可能性)を踏まえた商品や企画を売り場から提案している。
ビーピーラボは21年8月からアパレルメーカーや繊維製品メーカー、流通業、物流・倉庫業などと連携し繊維の回収と再生を行う「ビオロジック・ループ」を運営する。サーキュラーエコノミーの①廃棄物と汚染を生み出さないデザイン②製品と原料に再生を使い分け③自然のシステムを再生――の3原則を活動の中核として、プラットフォーム運営のほか、循環のためのデザイン設計の提案から商品の回収・再生までのサポートなども行っている。同社は今後さらにロフトとの取り組みを広げたい考え。