《EC担当者を訪ねて》バーンデストローズジャパンリミテッド平原照子さん 全ブランドで動画を強化

2024/03/27 11:30 更新


バーンデストローズジャパンリミテッド E-コマースシステム部 平原照子さん

 システムエンジニア出身で、広告代理店のシステム担当、下着メーカーのEC担当と、デジタル周りで多彩な経歴を持つ。「好きなアパレル企業で売り上げに貢献したい」と18年に入社し、サイトへの流入や買い上げ率、新規顧客を増やす施策のほか、動画を強化している。

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 ――運営体制は。

 総合ECサイトを管理・運営するE-コマースシステム部は2人。ほか、全4ブランドにEC担当者が1人ずついます。コンテンツの更新やメルマガの配信、デザインの改修が主な仕事です。

 ――ECの特徴は。

 コンテンツが充実しています。各ブランド、週に1本のペースでコンテンツを更新し、いつ来ても何かしらの新しい情報と出合えるようにしています。

 計画的にコンテンツをアップしていく場所(総合サイトとブランドごとのトップページ)と、すぐにアップできる場所(ブランドのトップページのトピックス)を使い分け、すぐに更新したい再入荷のお知らせなどは、早ければ数時間でバナーの作成からコンテンツアップまでを行っています。

 ――好評のコンテンツは。

 「レディアゼル」は著名人との協業やタイアップ企画、「スウィングル」は展示会での人気ランキング、「ウィルセレクション」はイベントやシーンに合わせたスタイリング提案など。同じサイトなのに、それぞれ異なった特性があるのが面白いです。

 「アンドクチュール」はインスタライブやリールが好評で、そこからの流入が多いです。昨年4月に「インスタライブ」というカテゴリーをブランドごとに作り、ライブで紹介したアイテムを日付ごとにまとめています。最近、アンドクチュールでは、そのページをインスタのようにフィード、リール、ライブで切り替える仕様にアップデートしました。

 動画は今後、全ブランドで強化していきます。

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