「多方面から見たスカートやワンピースのシルエットを伝えるには画像より動画コンテンツが向いている」と村松さん
アダストリアの子会社バズウィット（東京）は、アパレルブランド「マイディール」を立ち上げた。同社が手掛ける10～20代をターゲットにするヤングカジュアルブランドよりもやや大人めな、フェミニンで少し癖のある個性的なデザインが特徴だ。8月24日から公式オンラインストア「バズウィットストア」で販売を始めた。
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ブランドディレクターは社内インフルエンサーの「みなまつ」こと村松美奈さんが務める。村松さんはティックトックで10万人、インスタグラムで8万人以上のフォロワーを持ち、カラーを取り入れたフェミニンなコーディネート動画が学生や20代の女性から人気だ。「ティックトックは最初の2秒が大切。キャッチーなコンテンツ作りを大切にしている」という。
村松さんのSNSにはコーディネートの悩みや質問などがコメントで届く。それらの質問にはほぼ全てに返信し、ファンとの密な関係を構築している。体形の悩みや色使いなど、フォロワーのリアルな声も参考にしながら商品を企画している。
〝動画映え〟するような一癖のあるデザインや動きの出るアイテムを打ち出す。マーメイドスカートやドレスは多くの生地を使うことで、動きのあるシルエットを作った。ほかにアームウォーマーとニットのセットやキャミソールワンピースなどトレンドのアイテムを揃える。アウター・ジャケット6000～1万6000円、ニット5500～1万円、ボトム5990～8800円、ワンピースは6600～1万円。学生でも手の届きやすい価格に設定している。
