ショセ、旅先で履きやすく売り方も工夫

2016/04/07 06:29 更新


 デザイン、機能、ライフスタイルをコンパクトに見せます――国内で靴を企画・生産するショセは16~17年秋冬に向け、新ライン「トラベルシューズ・バイ・ショセ」を立ち上げた。旅先でも引き立つモードな外観と、軽さや防水性などの機能、雑貨感覚で販売できるボックスが特徴。全体感の分かりやすさで、販路開拓を狙う。

 今回はレディスシューズのみで、ワンストラップ、サイドゴアスリッポンなど4型。モノトーンの配色で8種類ある。アッパーは防水加工を施した牛革。ソールはビブラムに依頼したショセオリジナルで、グリップ性を高めたゴムを使い、接地面に地球のマップを描いた。インソールは、歩行時の衝撃を軽減する低反発ウレタンを使い、靴ひもは脱ぎ履きのしやすいゴム製。携帯性を配慮し、靴箱でなく布袋に入れて商品化した。サイズは36~40、価格は1万9000~2万円。

 受注は12ピース以上からで、旅行をイメージさせる専用ボックスで納品する。「インテリアショップや雑貨店など様々な場所に置けること」(デザイナー兼社長の前田洋一さん)を想定し、売り方もシンプルでスタイリッシュにデザインした。

 



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