「シュット!インティメイツ」が「ランジェリー女子会」を開催

2022/07/28 11:00 更新


ランジェリー女子会はキャリア20年以上のベテラン販売員が担当している(エリアマネージャーの山門さん)

 インナーSPA(製造小売業)インティメイツ(東京)の「シュット!インティメイツ」は、デジタルを活用した新しいサービス提供など、顧客との接点作りのメニューを増やし、多様化するニーズにこたえている。6月からはオンラインで気軽に参加できる「ランジェリー女子会」を開催。旗艦店の「C!サロン」代官山を拠点に、ベテランの販売員がその時々のテーマに沿ってインナーに関する商品を紹介したり、参加者の質問に答える。双方向のコミュニケーションで、ブランドや販売員を身近に感じてもらい、ファン作りにつなげる。

(壁田知佳子)

 6月に開いた初めての女子会のテーマは「平胴の人向けのブラ選び」、7月14日は「夏のTPOに合わせたブラ選び」。7月は、昼の部は代官山店長の本間真梨子さん、夜の部はスタッフ教育などを担当するエリアマネージャーの山門加奈さんがナビゲーターを務めた。2人とも、ランジェリー販売歴20年以上のベテランだ。

 各回の定員は10人。参加者のほとんどがシュット!のインナーの購入歴のあるリピーター。Zoomを利用して開催し、ナビゲーターはテーマに沿った商品を紹介したり、選ぶときの注意点、シーン別の使い分け方などを紹介していく。7月の回では、白いTシャツを用意し、どんな色の下着が透けにくいかなど、分かりやすく説明した。

 参加者はチャット機能で質問や感想を書き込んだり、マイクをオンにして発言もできる。「ワイヤが当たりやすいのですが、どんなブラジャーが良いですか」「ほかにどんな色がありますか」「値段は」「そのブラ持ってます!」「今度、お店に行きます」などの質問やコメントに、その場で回答したり、コメントしていく。ナビゲーターのキャラクターを知ってもらい親近感を持ってもらえるよう、時には趣味の話なども挟んで話を広げていく。

 C!サロンでは、1対1の予約制オンライン接客も行っており、デジタルを活用したサービスの拠点として活用が進む。オンライン接客は、近くに店舗がなくて来店できない人や、初めてシュット!を購入する人の利用が多い。

 一方で、リアルでゆっくりと接客を希望する人向けには、来店予約のサービスも提供している。代官山店にはこれまで、沖縄やニュージーランドから来店してくれた人もいたという。

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