「コロナ下だったから地方で起業しました」と静岡県浜松市でメンズセレクトショップ「シトロン」を開いた長沼巧佑代表。メインターゲットである40代後半~60代の男性がコロナ下で洋服を購入する手段としてECのハードルが下がり、SNSにも抵抗感が無くなったことが大きいという。
インスタが入り口
長沼代表は、東京・上野のセレクトショップ「フリーポート」で店長などを経験した後、妻の実家である静岡県浜松市に移住し、22年3月にシトロンを開業した。トラッドやアイビーベースの長く着られる服を揃える。前職の最後の頃にECやSNSの浸透を実感していたため、「場所は関係なく、どこからでも発信できる」と確信していた。開業後、EC売り上げは想定通りに推移した。
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