シーズメン ピートと資本業務提携し、子会社化

2018/07/11 15:56 更新


 カジュアルウェア専門店のシーズメンは、11日の取締役会でカジュアルウェアメーカーのピートと資本業務提携するほか、株式を取得して子会社化することを決めた。

 シーズメンに対し、ピートから、保有する自己株式を売却し、資本を増強・調達したいとの提案があった。ピートの発行済み株式総数9万6000株のうち、議決権割合の40.2%となる3万8600株をシーズメンが取得する。ピートの筆頭株主の赤池弘子氏、大株主の赤池順一氏は、シーズメンの意思と同一内容の議決権を行使することに同意している。シーズメンが取得する株式と両氏が所有する株式を合算した株式は8万7000株となり、議決権割合は91.45%となる予定。議決権の過半数を超えるため、子会社となる。取得金額は4014万4000円。ピートの17年7月期業績は、売上高41億8100万円、営業利益6600万円。

 資本業務提携では、ピートが契約するブランドをシーズメンの店舗でコーナー展開を拡大するほか、ピートのブランドショップをシーズメンがフランチャイズ形式で拡大する。シーズメンからピートへ役員も派遣する。



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