新生銀行が4月に行った「2022年会社員のお小遣い調査」では、女性の平均お小遣い額が3年ぶりに前年を下回り、男女ともに微減となった。
男性会社員の毎月の平均お小遣い額は3万8642円と、前年より68円減少。年代別では、40代・50代は増加し、20代は減少するなど、世代間で差が出た。
この1年間のお小遣い額の変化では「アップした」が6.5%、「ダウンした」が9.3%で、ダウンした割合は昨年よりも少ない。
女性会社員は前年と比べて1120円減の3万3278円で、最も少なかった19年の3万3269円に次ぐ金額だった。年代別では50代が増加し、30代・40代は減少した。
男性のアップ理由の1位は「給料が上がったから」(52.4%)で、2位以下に「ランチにお金をかけるようになったから」(13.4%)、「投資などを始めたから」(12.2%)と続く。
女性も1位は同じ(63.6%)だが、2位は「外出自粛で外食費が減り、その分をお小遣いに回したから」(24.2%)で、男性が7.3%なのに対し、性差の特徴が出ている。
■2022年会社員のお小遣い調査 20代から50代の有職者、男女約2700人のインターネット調査