ニューヨークナウ23年冬展で、日本製商品のBtoB(企業間取引)を運営するDECO BOKO(デコボコ)が約130平方メートルのブースを構え、60近くのブランドを見せた。繊維・ファッション系の商品は注目されてオーダーも入ったが、店で売るというより自分が着用したいという個人買いが目立った。品質、デザイン、色では評価されても価格が高く、価格設定が課題といえそうだ。
(ニューヨーク=杉本佳子通信員)
美しい色合いに注目
業務用エプロンを作ってきた吉祥寺の「ウーフ」は、ウエストをひもで結ぶ必要のない体に沿ったカッティングのエプロン(卸価格109ドル90セント)が特に好評で、オーダーが入った。ジェンダーフリー、綿100%で、トレンドカラーの黄色で見せたことも良かった。
革製スリッパの「リーラ」も、マスタードカラーの牛革のスリッパ(55ドル)が特に人気だった。もともと靴と同じくらいの価格だが、昨夏展よりも価格を気にする人が増えたという。
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