岐阜市の縫製工場ディーファクトリー 大ロットにも対応できる生産力を強みに 四川省、ハノイの協力工場を使い分け

2023/09/06 11:30 更新会員限定


シャツ・ブラウスやワンピースなど軽衣料を中心に縫う国内自社工場

 縫製工場のディーファクトリー(岐阜市、進藤武彦社長)は高品質な物作りと大ロットから小ロットまで柔軟な生産力を強みとする。国内にある自社工場と海外の協力工場を的確に使い分け、取引先の要望に対応している。

(森田雄也)

国内外の関係性生かす

 現在国内の自社工場にはベテランの日本人縫製工員が4人、ベトナムからの外国人技能実習生が12人、在留資格「技術・人文知識・国際業務」で働くミャンマー人が1人いる。ほかに日本人で検品担当者や修正担当者がいる。

 縫製アイテムはレディスの軽衣料が中心。布帛のブラウスやスカート、ワンピース、Tシャツやポロシャツなどカットソートップなどの縫製を担う。ブラウスで月3500枚、ポロシャツで月2000枚ほどの生産能力があり、トータルで月に5000~6000枚の生産が出来る。

 基本的には直接営業するのではなく、大手商社や信頼ある同業他社からの依頼を受けて生産している。国内の自社工場で扱わない商材や求められる品質に応じて、中国・四川省の協力工場で生産する。以前に同社で働いていた技能実習生が切り盛りする縫製工場だ。

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